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    キューバ:3人の写真家の人生と芸術
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Alberto Korda
René Peña
Alejandro Gonzálezアルベルト・コルダ
ルネ・ペーニャ
アレハンドロ・ゴンサレス

彼女、私、そして彼らについて
キューバ:3人の写真家の人生と芸術

y gion
12:00—20:00(土)18:00|休:火曜日(4/30以外)

※ 中学生以下は無料

一般 ¥1000
学生 ¥800(要学生証提示)

いわゆる「キューバン・アート」には、キューバで制作されたか否かにかかわらず、この国の歴史や居住者のありとあらゆるドラマが詰まっている。芸術と社会と生活とが常に相互作用をもたらすように、アーティストたちは歴史が下した結末に抗えず、そしてそんな中でも自身のアイデンティティーを見出し、作品へと昇華する。「彼女、私、そして彼らについて」は、写真を通して歴史について考えるある種の手法であり、永続的に建築され続ける一国について描いた、終わることのない三部作である。

Alberto Korda

アルベルト・コルダ

「彼女について」
著名なファッションフォトグラファーであり、キューバ革命のオフィシャルフォトグラファーであったアルベルト・コルダ(1928-2001)は、キューバが社会的にも政治的にも近代から現代へと移行した過渡期を代表する写真家の一人である。ファッションや広告の中の女性から1960年代初頭の政治活動に参加する女性民兵たちまで、1954年から1968年にかけてコルダが捉えたキューバの女性たちの美しさや官能性、清新さは、その時代のキューバの特性を体現するかのようだ。

René Peña

ルネ・ペーニャ

「私について」
ルネ・ペーニャ(1957-)は、社会主義国がユートピアとしてもてはやされた時代に生まれ、やがてそれが崩壊していく過程を目の当たりにした世代のアーティストだ。ペーニャは自身の身体を舞台に見立て、セルフポートレートを撮影する。二重規範や不寛容、価値観の喪失など、最近のキューバという国が抱えるさまざまな社会問題を自身の体をもって表現している。

Alejandro González

アレハンドロ・ゴンサレス

「彼らについて」
アレハンドロ・ゴンサレス(1974-)は、明るい未来への希望がまだ残っていた時代のキューバに生まれ、約束された未来を信じて育った。本展では、リサイクル素材で作られた模型でキューバの歴史的局面を再現し撮影した「再構築」シリーズと、差別がないと謳われていたカストロ政権時代に唯一不平等を強いられていたLGBTの人々をとらえた作品を発表。私たちの目に触れることのないように隠されてきた真実を、写真として提示する。
y gion
〒605-0086 京都市東山区弁財天町19
京阪「三条」駅2番出口または「祇園四条」駅9番出口から徒歩5分

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